メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

コエンザイムQ10が白髪防止に役立つ理由

新陳代謝を活性化してメラノサイトの機能を高める

白髪防止にはなぜ新陳代謝を上げることが大切なのか

髪が黒く生えてくるためには、髪の根にある毛球の中のメラノサイト(色素形成細胞)が、毛細血管と繋がっている毛乳頭から栄養をもらい、黒いメラニン色素をつくり出す必要があります。
そして、メラノサイトがつくり出したメラニン色素を、髪の毛をつくる毛母細胞が受け取り、髪の内部にある「コルテックス」と呼ばれる部分に送ります。

このコルテックスは、毛髪を覆っているキューティクルの内部にあり、メラニンや水分を保持しています。このコルテックスが保持しているメラニンが透けて見えることで、髪の色として認識されるのです。

しかし、メラノサイトの機能が低下してしまうと、メラニン色素がうまくつくられず、コルテックスの色も透明になってしまいます。
それが光の加減によって白く見え、白髪と呼ばれる状態になってしまうのです。

メラノサイトの機能が低下してしまう原因の一つとして、加齢などによって新陳代謝が低下することが考えられます。
新陳代謝では細胞の再生や修復が行われますが、メラノサイトも色素形成細胞と呼ばれる細胞であるため、新陳代謝が低下すると新たなメラノサイトがつくられません。
その結果、メラノサイトの機能が低下し、メラニンをうまくつくれずに白髪に繋がってしまうのです。

ですから、新陳代謝を高めることで、メラノサイトの機能が向上し、メラニン色素をうまく生成することができるようになるのです。

コエンザイムQ10が新陳代謝を高めるメカニズム

詳しい説明を読む (クリックで開閉)

新陳代謝を活発にするためには、ATP(アデノシン3リン酸)というエネルギーが必要ですが、コエンザイムQ10にはこのATPをつくり出す力を活性化する働きがあります。

このATPは、食事などで摂取した糖質、脂質、タンパク質などの三大栄養素が、細胞の中に存在しているミトコンドリアの働きによって変換されることでつくり出されます。

ATPは、新陳代謝をはじめ体内のあらゆる活動において必要不可欠なエネルギーであることから、「生体のエネルギー通貨」とも呼ばれています。
ですから、どんなに栄養素を摂取していたとしても、ミトコンドリアによってATPに変換されなければ、エネルギーが不足して新陳代謝の低下に繋がってしまうのです。

このミトコンドリアをうまく動かすためには、コエンザイムQ10が必要です。
コエンザイムQ10は体内でも生産されますが、その生産力は40代を過ぎると弱くなってしまいます。

このため、ATPをつくり出し新陳代謝を高めるためには、サプリメントなどからコエンザイムQ10を意識的に摂取することが大切です。

白髪の原因になる活性酸素を除去してくれる

活性酸素で白髪が生えるメカニズム

白髪が生える原因には、活性酸素による影響も考えられます。
活性酸素は、人が呼吸によって酸素を吸うことで自然と発生し、体内に侵入してきた細菌やウイルスと戦う働きがあります。

しかし、ストレスや紫外線の影響を受けると活性酸素が過剰に発生して、強い酸化力で健康な細胞まで酸化させて機能を衰えさせてしまうのです。

髪の毛がつくられる毛母細胞の周辺にある毛包(毛根を包む組織)で、活性酸素の一種である過酸化水素が過剰に発生してしまうと、髪の黒い色素をつくり出すチロシナーゼ酵素の中にあるアミノ酸(メチオニン)を酸化させてしまいます。
その結果、髪を黒くすることができなくなり、白髪が生えてしまうのです。

若年層では、過酸化水素を分解する「カタラーゼ」という酵素が体内に存在していますが、年齢を重ねるにつれて減少してしまいます。また、チロシナーゼを回復させる酵素も、加齢に伴って減ってしまいます。
さらに、毛包の中の過酸化水素は、加齢とともに増加してしまうのです。

コエンザイムQ10の抗酸化力がメチオニンとミトコンドリアを守る

コエンザイムQ10には、活性酸素を除去する強い抗酸化力があります。
ですから、コエンザイムQ10を十分に摂取することで、体内で過剰に発生した活性酸素を除去して、メチオニンを守ることができます。

また、ATPをつくり出すミトコンドリアは、活性酸素による攻撃に弱いという特徴があります。
このため、コエンザイムQ10を体内に取り入れることで、ミトコンドリアを活性酸素から守り、ATPもうまくつくり出されるようになるのです。

このようにコエンザイムQ10は、白髪防止に必要な新陳代謝を高めるだけでなく、白髪の原因に繋がる活性酸素を除去することで、理想的な美髪を叶えてくれます。

この記事の関連一覧