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トランス体のコエンザイムQ10とは?

トランス体のコエンザイムQ10の特徴

微生物を使った発酵法によってつくられる

コエンザイムQ10の構造には、「トランス体」や「シス体」と呼ばれるものがあります。
トランス体のコエンザイムQ10は、発酵法と呼ばれる方法で製造することで得られます。この発酵法とは、微生物によって作られた還元型コエンザイムQ10を抽出する方法です。

微生物によって作られたコエンザイムQ10を抽出することによって、自然界に存在するトランス型のみを得ることができます。
すなわち、トランス体のコエンザイムは、天然由来であり、私たちの体内に存在するコエンザイムQ10と同じ形であるため、安全性や信頼性が高いというメリットがあります。

酵母を使ってつくられるものもある

また、発酵法では、微生物だけではなく酵母を使って作られるものもあります。
コエンザイムQ10のサプリメントを販売しているメーカーによっては、酵母から「オール・トランス型」と呼ばれる構造のコエンザイムQ10をつくり、原料として使用しています。
オール・トランス型は、肉や魚など普段摂っているものと同じコエンザイムQ10で、安全性も高いです。

コエンザイムQ10のサプリメントはトランス体がお勧め

微生物や酵母を使用する発酵法によって、自然界に存在するコエンザイムQ10と同じ分子構造であるトランス型のみを得ることができます。
これに対して「シス体」は、合成法と呼ばれる方法でつくるため、自然界のコエンザイムQ10にはない不純物などが混ざってしまう可能性があります。
このため、人によってはシス体のコエンザイムQ10を摂取したことで、動悸を感じるといった副作用が現れる場合があるのです。

ですから、コエンザイムQ10のサプリメントを選ぶ際は、メーカーのホームページなどをチェックして、発酵法によってつくられたトランス体のコエンザイムQ10を使用しているものを選ぶことをお勧めします。
発酵法でつくられるサプリメントは、製造に時間がかかるためコストも高くなる傾向がありますが、その分安全性や信頼性も高いです。

まとめ

コエンザイムQ10の構造には、トランス体とシス体の二種類が存在します。
トランス体は、肉や魚などに含まれているものと同じ構造です。このトランス体のコエンザイムQ10を含むサプリメントは、微生物や酵母を使った発酵法によって製造されます。

これに対して、シス体のコエンザイムQ10は合成法と呼ばれる方法で製造されるため、不純物などが入りやすくて純度が落ちてしまうのです。

ですから、コエンザイムQ10のサプリメントを選ぶ際は、品質が良くて安全性の高いトランス体のものを選ぶことをお勧めします。

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