メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

コエンザイムQ10による病気の予防・改善(歯周病)

日本人の80%が発症しているともいわれるのが歯周病です。あなたも口の中のねばつきや出血など気になる症状が出ていませんか?
そんな歯周病の予防・改善にコエンザイムQ10が効果を発揮するといわれています。どのように働いてくれるのか紹介します。

歯周病とは

歯周病とは細菌感染による炎症性疾患のことで、歯みがきが十分でないことが大きな原因です。口内には300~500もの細菌が住んでおり、糖分の摂取によって細菌がネバネバした物質を作りだして歯の表面にこびり付きます。これが歯垢といわれ、口内をしっかり清掃できていないと歯と歯茎の間に歯垢が溜まり炎症を起こしてしまうのです。
進行すると炎症している歯と歯茎の境目が深くなり歯周ポケットができて、さらに歯を支える歯槽骨が溶けると最終的に抜歯することもあります。
歯周病を進行させる要因としては、喫煙やストレス、糖尿病、歯ぎしり、合わない義歯など生活習慣も関わってきます。

コエンザイムQ10の歯周病改善効果

炎症抑制

コエンザイムQ10には活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
口内に存在する原因菌によって歯周病が発症して炎症が起きると、体には免疫反応が起こり白血球の一種である「好中球」が殺菌活動を始めます。この時に活性酸素が発生します。活性酸素は殺菌作用という働きをする反面、増えすぎると細胞を酸化させて口内の組織や炎症している部分を傷つけてしまいます。活性酸素により歯周病がさらに悪化してしまうということです。炎症が広がることで歯槽骨が溶ける段階まで進んでしまうでしょう。
そこでコエンザイムQ10の抗酸化作用によって、増えすぎた活性酸素を除去します。すると好中球の殺菌作用で増えすぎた活性酸素は効率よく除去されるので、歯周病の炎症を悪化させずに済みます。免疫反応を邪魔させずに歯周病の改善に導いてくれるでしょう。

血管強化

コエンザイムQ10の抗酸化作用は歯茎の血管にも効果的です。実は歯周病で活性酸素が増えると歯茎の毛細血管も酸化させてしまいます。血管が老化して栄養素や酸素が届かなくなるのです。歯周病の悪化に繋がりかねません。
コエンザイムQ10が歯茎の血管の活性酸素を除去することで強い血管が作られ、酸素や栄養素を運べるようになります。丈夫な歯茎になり歯周病を予防することもできるでしょう。
さらにコエンザイムQ10には細胞内にてエネルギー産生を促す働きもあります。心臓に多く存在して心臓の働きを活性化することで、ポンプ機能が高まり全身の血液循環も良くなります。歯茎の毛細血管までの血流もよくなり、歯周病の原因菌を殺菌する白血球も届きやすくなるでしょう。

歯周病を改善した実験結果

歯周病患者45名にコエンザイムQ10を2か月間摂取してもらう実験が行われました。
2か月後には歯垢の付着程度が低下し、歯周ポケットの深さを測る検査での出血割合も低下しました。
また唾液中の抗酸化力の活性化も認められたのです。コエンザイムQ10の抗酸化作用が口内で働いていることが分かります。
ちなみに口臭評価も半分程度まで低下する傾向がみられています。
この結果から、コエンザイムQ10には口内の環境を改善して、歯周病の治療に良い影響を見出してくれることが分かりました。
参考元:株式会社カネカ 広報室「歯周病に対する還元型コエンザイムQ10の口腔内環境改善について」株式会社カネカ(2018/04/04)
http://www.kaneka.co.jp/service/news/n20110803/

コエンザイムQ10で歯周病を未然に予防

コエンザイムQ10は歯周病の予防・改善に対して効果的だと分かりました。日本人の80%もの人が何らかの歯周病の症状を抱えているのは、糖分の多い食べ物が溢れているのもありますが、抗酸化力のある食べ物を摂取していないことも大きいといえます。
コエンザイムQ10を積極的に摂取して体の内側から歯周病を改善しましょう。

この記事の関連一覧