錠剤のコエンザイムQ10の特徴とは
においや味を気にせずに飲むことができる
コエンザイムQ10だけでなく、サプリメントの多くがこの錠剤タイプです。
錠剤タイプは、粒の周りがコーティングされているため、成分のにおいや味が閉じ込められています。
また、サプリメントの成分が口の中で漏れる前に飲み込むことができるので、苦い味が苦手な方も無理なく飲むことができます。
このように、錠剤タイプは味を調節する必要がないため、味付けのための余計な添加物が不用な点もメリットの一つです。
サイズが小さいので取り扱いがしやすい
錠剤タイプのサプリメントは、カプセルタイプよりも圧縮率が高いため、その分サイズが小さい点が特徴です。このため、飲む際に喉にひっかかることなく、楽に摂取することができます。
ですから、錠剤タイプのコエンザイムQ10は、大きなカプセルなどを飲み込むことが苦手な女性の方や、高齢者の方におすすめです。
また、一粒のサイズが小さくて軽量ですので、ケースなどに入れれば持ち運びもしやすいです。
飲んで溶けるまでに時間がかかる
錠剤タイプは一粒が小さいですが、飲み込んでから体内で吸収されるまでに時間がかかります。
しかし、錠剤タイプが溶けるまでに時間がかかる理由は、錠剤タイプに含まれている栄養素が、適した消化器官で吸収されるようにするためです。
ですから、錠剤タイプが体内で完全に溶けるまでに時間がかかることは、デメリットではなくメリットといえます。
成分の純度が低い
錠剤タイプは、固めるために結合剤や潤沢剤、賦形剤(ふけいざい)などが使用されています。そのため、コエンザイムQ10といった成分の純度が低くなってしまう点がデメリットです。
さらに、製造をする際に高圧をかけて形をつくるため、その分成分が失われてしまう可能性もあります。
このような純度の低さや添加物などが気になる方は、成分の純度が高い粉末タイプのコエンザイムQ10がおすすめです。
高温や湿気に弱いから保管には注意が必要
錠剤タイプのサプリメントは、高温の場所に保管すると溶けたり劣化したりする恐れがあります。また、湿気にも弱いため、高温多湿を避けた場所で保管することが大切です。
冷蔵庫で保管してしまうと、出し入れする際の温度や湿度の変化から、サプリメントの劣化が進んでしまう可能性があります。ですから、冷蔵庫には入れずに、なるべく涼しい場所に置くようにしましょう。