還元型コエンザイムQ10の魅力
還元型には優れた抗酸化作用がある
抗酸化作用とは
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コエンザイムQ10がもつ力の中でも、特に老化の抑制に役立つのが、活性酸素を除去する「抗酸化作用」です。
酸素を吸うことで自然と生まれる活性酸素には、体内に入り込んだ有害なウイルスや細菌を退治する働きがあります。しかし、ストレスや紫外線を受けると、活性酸素が大量につくり出され、問題がない細胞まで酸化させてしまいます。
健康な細胞が酸化させられてしまうと、細胞の機能が低下して免疫力が衰えたり、肌老化が現れたりする恐れがあるのです。
このような酸化によるダメージを防ぐためには、活性酸素を除去する抗酸化作用をもつ成分を取り入れることが大切です。コエンザイムQ10には、「酸化型」と「還元型」の2種類が存在しますが、抗酸化作用をもっているのは還元型のみです。
還元型コエンザイムQ10の抗酸化力によって何が得られるか
還元型コエンザイムQ10のメリットの一つが、細胞内に存在しているミトコンドリアの機能の維持です。
ミトコンドリアでは、体内の様々な活動において必要不可欠な「ATP(アデノシン3リン酸)」がつくられています。このATPは、体内に取り入れられた三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)がミトコンドリアによって変換されることで発生します。
しかし、ミトコンドリアが過剰な活性酸素によって酸化させられてしまうと、機能が低下してしまいATPの生産量が減ってしまうのです。
ATPが減少してしまうと、疲れやすくなったり体温が低下しやすくなったりするなど、様々なトラブルを招いてしまいます。
抗酸化作用がある還元型のコエンザイムQ10を摂取して、余剰な活性酸素が除去されれば、ミトコンドリアのATPをつくり出す力を守ることができます。
他には、活性酸素を除去することでサラサラした血液を維持したり、シワが気にならない肌を保ったりすることが叶うのです。
体内で還元型に変換される必要がないからスムーズに力を発揮してくれる
酸化型を還元型に変換する力は加齢によって低下する
コエンザイムQ10のサプリメントの多くは、抗酸化作用がない酸化型です。酸化型を摂取すると、小腸で吸収される際に還元型に変換されます。
そして、還元型に変換されることで、抗酸化物質としての働きが行われるのです。
しかし、体内で酸化型を還元型に変換する力は、加齢によって衰えてしまいます。また、摂取した酸化型の全てが還元型に変換されるわけではありません。
コエンザイムQ10のサプリメントは還元型を選ぼう
コエンザイムQ10がもつ抗酸化力を十分に得るためには、還元型のコエンザイムQ10のサプリメントがおすすめです。
還元型のコエンザイムQ10なら体内で変換される必要がなく、そのままの状態で力を発揮してくれるため効率が良いです。
また、還元型のコエンザイムQ10は、イワシや牛肉といった食物に多く含まれています。しかし、コエンザイムQ10の摂取目安量(一日)である100mgを満たすためには、イワシの場合は約20匹程度も食べなければなりません。
健康を維持するためには、毎日無理なく還元型コエンザイムQ10を摂取できるサプリメントを選びましょう。