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コエンザイムQ10は人体のどこに存在しているのか?

コエンザイムQ10は全ての体細胞に存在している

サプリメントとしても有名なコエンザイムQ10は、もともと体内にある補酵素(※1)です。このコエンザイムQ10は、約60兆個あるといわれる体中の全ての細胞に存在しています。
(※1)補酵素には、酵素の働きを助ける働きがあります。

常に体内で生産され、なんと成人の体内には約700mgものコエンザイムQ10が蓄積されています。そして、このコエンザイムQ10が体において重要な機能を守ってくれるのです。

細胞内のコエンザイムQ10はミトコンドリアの働きをサポートしている

コエンザイムQ10の重要な役割の一つが、エネルギーをつくり出すミトコンドリアの機能を助ける働きです。

体内に取り入れた糖質や脂質は、そのままの状態ではエネルギーとして利用することができません。しかし、ミトコンドリアがこれらの栄養素を変換することで、エネルギーであるATP(アデノシン3リン酸)がつくり出されて活用することができます。

このような、ミトコンドリアがもつエネルギーの生産機能を働かせるためには、コエンザイムQ10が重要です。
コエンザイムQ10がミトコンドリアの働きをサポートすることで、一日に多くのATPを生み出すことができるのです。

また、ミトコンドリアが働く際に大量の酸素を燃やすため、活性酸素が発生します。この活性酸素は、本来ウイルスを除去するなど体内において大切な役割を果たしてくれます。
しかし、酸化力が非常に強いため、大量に発生してしまうとミトコンドリアもダメージを受けてしまい、働きが悪くなってしまうのです。
コエンザイムQ10は、活性酸素を除去する抗酸化物質としての働きも担っています。ですから、ミトコンドリア内で発生した活性酸素は、コエンザイムQ10によって無毒化され、ミトコンドリアの機能が守られるのです。

コエンザイムQ10とミトコンドリアは心臓に多く存在している

コエンザイムQ10とミトコンドリアは、エネルギーが特に必要とされる心臓や脳細胞、筋肉に多く存在しているといわれています。
実は、体全体のミトコンドリアのうち、約35%は心臓に存在しているのです。

心臓が1回鼓動するたびに、約70mgのATPが使われます。心臓は一日に約8万回以上鼓動するため、心臓は多くのATPを必要としています。
心臓に必要な多くのATPを生み出すためにも、コエンザイムQ10はなくてはならない物質です。ですから、人体中のコエンザイムQ10が減少してしまうと、動悸や息切れなどの症状が現れてしまう恐れがあります。

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