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コエンザイムQ10が保湿に役立つ2つの理由

コエンザイムQ10が線維芽細胞を活性化させる

コエンザイムQ10には、肌の保湿にとって大切な働きをする線維芽細胞を活性化させる働きがあります。
この線維芽細胞は、表皮(皮膚の一番外側)の下にある真皮に存在し、肌の潤いのもととなるコラーゲンやヒアルロン酸を自ら生成することができます。
また、この真皮の大部分をコラーゲンが占めており、真皮全体に網目状に広がっています。ヒアルロン酸は、その網目状に存在するコラーゲンの間に存在しています。

コラーゲンには親水性があり、肌の潤いを保つ働きがあります。ヒアルロン酸は、細胞と細胞の間で水分を蓄え、肌の弾力に大きな影響を与えています。
このヒアルロン酸がもつ保水力は高く、約1gで約6リットルもの水分を蓄えることができます。
このように、線維芽細胞とコラーゲン、ヒアルロン酸が作用し合うことで、肌の潤いが守られるのです。

しかし、年齢を重ねるにつれて、線維芽細胞の機能は低下し、コラーゲンとヒアルロン酸も減少してしまいます。
そこでコエンザイムQ10を摂取することで、線維芽細胞を活性化させて、コラーゲンとヒアルロン酸の量を維持することができます。

実際に行われた実験では、肌弾力性が低い女性10名が、吸収性を高めたコエンザイムQ10のサプリメントを6週間摂取したところ、弾力性と保湿性が高まったことがわかりました。

コエンザイムQ10が酸化ストレスから肌を守る

線維芽細胞の機能が低下したり、コラーゲンとヒアルロン酸が減少したりする理由として、活性酸素による影響も考えられます。
活性酸素は、人が呼吸をすることによって発生し、体内に侵入してきた細菌やウイルスと戦う働きがあります。
しかし、紫外線やストレスによって過剰に発生すると、健康な細胞まで酸化させて機能を低下させてしまうのです。

ですから、紫外線による酸化ストレスを受けると、線維芽細胞の機能が衰えてコラーゲンやヒアルロン酸の減少に繋がります。
また、紫外線の影響を肌が受けると、コラーゲン分解酵素のコラゲナーゼが活性化してしまいます。
すると、そのコラゲナーゼによってコラーゲンがバラバラに切断されてしまうのです。

コエンザイムQ10には、活性酸素を除去する強い抗酸化力があるため、摂取することで線維芽細胞やコラーゲン、ヒアルロン酸を酸化から守ることができます。
また、コエンザイムQ10には、コラゲナーゼの作用を抑制する働きがあり、コラーゲンが切断されることを抑えてくれます。

このようなコエンザイムQ10の働きによって、線維芽細胞の機能やコラーゲン、ヒアルロン酸が守られて、高い保湿力が叶えられるのです。

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