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コエンザイムQ10がメタボリックシンドロームの予防に役立つ理由

エネルギーをつくり出す力を活性化して基礎代謝を高める

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、腸のまわりや腹腔内に内臓脂肪が蓄積されることによって、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の重なりが起こっている状態を指します。
この状態は、脳梗塞や心筋梗塞の原因になる動脈硬化を進行させてしまう恐れがあります。

メタボリックシンドロームを予防するためには、まず内臓脂肪を減らすことが大切です。この内臓脂肪は、皮下脂肪と比べると蓄積されやすく、エネルギーを消費することで解消されやすいという特徴があります。

ですから、内臓脂肪を減らすためには、運動で基礎代謝(※1)を高めてエネルギーを消費することと、食生活を見直して摂取エネルギーを抑制することが大切です。
その上で、基礎代謝のアップに役立つコエンザイムQ10を取り入れることをおすすめします。

(※1)基礎代謝とは、呼吸や内臓の働きなど生命維持のための活動で消費されるエネルギーのことをいいます。基礎代謝は、一日の総消費エネルギーの約60~約70%を占めているため、基礎代謝量が多いとその分カロリーを燃やす力が大きくなります。

コエンザイムQ10が基礎代謝に必要なエネルギーの生産を高める

コエンザイムQ10には、基礎代謝に必要なエネルギーである「ATP(アデノシン3リン酸)」をつくり出す力を活性化させる働きがあります。

このATPは、食事などから摂取した糖質・脂質・タンパク質などの栄養素が、細胞内に存在しているミトコンドリアの働きによって変換されることで生まれます。
ATPは基礎代謝をはじめ、体内のあらゆる活動において必要とされるエネルギーです。このため、ミトコンドリアがうまく機能しないとATPは減ってしまい、エネルギー不足となってしまうのです。

ミトコンドリアがATPをつくり出すためには、ミトコンドリアの働きを助けるコエンザイムQ10が必要不可欠です。
コエンザイムQ10は体内でもつくられますが、その量は20歳でピークを迎え、その後は加齢に伴って減少していってしまいます。そして、加齢によってコエンザイムQ10が不足すると、基礎代謝に必要なATPも減少してしまい、体に脂肪がつきやすくなってしまうのです。

このため、基礎代謝量を上げるためには、コエンザイムQ10はサプリメントなどから意識的に補うことが大切です。

基礎代謝を上げることは高脂血症の予防にも繋がる

高脂血症とは、血液中の悪玉コレステロール値や中性脂肪値が高かったり、善玉コレステロール値が低かったりする状態のことを指します。
この高脂血症が起こる原因として、運動不足による基礎代謝の低下が考えられます。基礎代謝が低下すると、脂質の代謝が悪くなって高脂血症に繋がってしまうのです。

ですから、コエンザイムQ10を補ってATPの生産を高めることで、基礎代謝が上がり脂質の代謝も高めることができるのです。

ATPの生産を高めて血圧の上昇を抑制する

メタボリックシンドロームを予防するためには、内臓脂肪を減らすだけでなく、高血圧の予防をすることも大切です。高血圧を予防するためには、ストレスを溜めないことを心がけたり、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。

コエンザイムQ10は、高血圧の予防にも役立つ成分です。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアの働きをサポートしてATPの生産を高めますが、このATPには実は血管拡張作用があります。

ですから、コエンザイムQ10をサプリメントなどから十分に補い、ATPの生産を活性化させることで、そのATPの血管拡張作用によって血圧の上昇を抑えることができるのです。

ATPの生産を高めることは糖尿病の予防にも繋がる

ATPは、血糖値を下げる「インスリン」の分泌にも欠かせないエネルギーです。

インスリンは、膵臓内にあるβ細胞で分泌されます。β細胞は、血液中から糖分であるグルコースを取り込み、ミトコンドリアでATPをつくります。
そして、β細胞内でATPが増加することによって、血糖値を下げるインスリンが分泌されるのです。

ですから、コエンザイムQ10を補ってATPをつくり出す力を高めると、インスリンもしっかりと分泌されるようになり、血糖値の上昇の抑制が叶えられるのです。

ミトコンドリアの機能を低下させる活性酸素を除去する

コエンザイムQ10は、メタボリックシンドロームの予防に役立つATPの生産を高めるだけでなく、ATPをつくるミトコンドリアを活性酸素から守ってくれます。

この活性酸素は、呼吸によって酸素を吸うことで発生し、体内に入り込んだウイルスや細菌と戦ってくれます。しかし、ストレスや紫外線などの影響を受けると、活性酸素は大量に発生して健康な細胞まで酸化させてしまうのです。

コエンザイムQ10には、この活性酸素を除去する「抗酸化力」があります。ですから、コエンザイムQ10を摂取することで、体内で増えすぎた活性酸素を減らすことができるのです。
その結果、ミトコンドリアの機能を維持することができ、メタボリックシンドロームの予防にとって大切なATPの生産を高めることができるのです。

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