メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

いびきの改善に役立つコエンザイムQ10の力

ATPをつくり出す力を活性化して脂肪がつくことを防ぐ

なぜ肥満がいびきの原因になるのか

人は眠っているとき、喉を支えている筋肉がゆるむため、上気道(鼻から喉にいたる息が通る道)が狭くなります。その狭くなった上気道を吸った空気が通過する際にでる振動音が「いびき」です。

極端な肥満や、風邪などで鼻が詰まっている場合は、特にいびきがでやすくなります。
風邪などが原因のいびきは、風邪が治ることで解消されます。しかし、肥満によって首まわりの脂肪の沈着が多いと、上気道が狭くなっていびきだけでなく「睡眠時無呼吸」が伴ってしまう恐れがあります。

睡眠時無呼吸が悪化してしまうと、睡眠時無呼吸症候群(SAS)(※1)と呼ばれる状態になり、起床時の頭痛や疲労感、記憶力の低下などに繋がってしまいます。
また、睡眠中に呼吸が止まることで、血液中の酸素が不足して動脈硬化や不整脈の原因にもなってしまうのです。

(※1)睡眠中に呼吸が停止する状態や、止まりかける状態が何度も繰り返される病気です。SASになる原因は肥満の他に、扁桃腺肥大や舌が大きいことなどが考えられます。

このように、肥満の方は睡眠時無呼吸を伴ういびきが起こりやすくなるため、運動を行ったり食事量を調節したりして減量をすることが大切です。

コエンザイムQ10がATPをつくり出す力を高めて代謝を上げる

肥満を解消するためには、基礎代謝を上げることが大切です。
この基礎代謝は、生きるために必要な体内の活動(体温維持や心臓の拍動など)で欠かせないエネルギーです。

一日に消費されるカロリーのうち、約6~7割は基礎代謝が占めているともいわれています。ですから、基礎代謝が上がれば上がるほど、食事から摂った糖や脂質、さらに蓄積した脂肪をうまくエネルギーに変えることができ、太りにくい体になります。

コエンザイムQ10には、基礎代謝に必要なATP(アデノシン3リン酸)をつくり出す力を活性化する働きがあります。
このATPは、食事などで摂取した糖質・脂質・タンパク質などの栄養素が、細胞の中に存在するミトコンドリアの働きによって変換されることでつくり出されるエネルギーです。
基礎代謝のエネルギーもATPによるものですので、十分につくられないと基礎代謝が下がり、体に脂肪がつきやすくなってしまいます。

ミトコンドリアがATPをつくりだすためには、コエンザイムQ10の力が必要です。しかし、体内にあるコエンザイムQ10の量は、20歳を境に減少していってしまいます。
ですから、コエンザイムQ10は、サプリメントなどから意識的に摂取することが大切です。

コエンザイムQ10を十分に摂取すると、ミトコンドリアの機能が活性化されて、ATPをうまくつくり出すことができます。
そして、ATPが沢山つくられることで基礎代謝も高まり、睡眠時無呼吸を伴ういびきの原因になる肥満から抜け出すことができるのです。

ミトコンドリアの機能を低下させる活性酸素を除去する

コエンザイムQ10には、ミトコンドリアをはじめ様々な細胞を酸化させる活性酸素を除去する力があります。

この活性酸素は、人が呼吸によって酸素を吸うことで自然と発生します。活性酸素には、体内に入ってきた細菌やウイルスと戦う働きがありますが、ストレスなどの影響を受けて過剰に発生してしまうと、健康な細胞まで酸化させて機能を低下させます。

ミトコンドリアがATPをつくり出す際にも、活性酸素が発生します。しかし、ミトコンドリアには、活性酸素による攻撃に弱いという特徴があります。
活性酸素によってミトコンドリアの機能が低下してしまうと、ATPが減って基礎代謝の低下に繋がってしまうのです。

コエンザイムQ10には、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。このため、サプリメントなどから十分に補うことで、体内で過剰に発生した活性酸素を減らしてミトコンドリアの機能を守ることができます。

このように、コエンザイムQ10がもつ働きは基礎代謝を高め、脂肪の蓄積を抑制してくれるのです。
そして、脂肪の蓄積が抑制されることで、睡眠時無呼吸を伴ういびきも防ぐことができます。

この記事の関連一覧