なぜコエンザイムQ10の猫用サプリが猫の健康維持に役立つのか
抗酸化作用で猫の健康を守る
猫がかかりやすい病気とは
コエンザイムQ10は、人間だけでなく猫の健康にとっても欠かせない成分です。
猫がかかりやすい病気は、腎臓病や皮膚病、甲状腺異常などです。特に、腎臓病は老化の進行に伴って発症しやすくなります。
猫は、犬といった他の動物よりも腎臓病にかかりやすく、7歳以上の高齢猫のうち約3~4割は腎臓病になっているともいわれています。
猫の腎臓病の原因は、明らかにされていません。しかし、腎臓病だけでなく、猫の様々な病気の引き金になると考えられているのが、活性酸素です。
病気の原因になる活性酸素とは
活性酸素は体内で自然と発生するもので、通常の酸素よりも酸化力が強い点が特徴です。ですから、体内で過剰に発生してしまうと、健康な細胞にダメージを与えて機能を低下させてしまうのです。
猫の体内で活性酸素が増加する原因は、飼い主の喫煙やストレスなどです。これらが原因となって増加した活性酸素に細胞が傷つけられると、遺伝子にもダメージを与えて、生活習慣病や老化、ガンなどにも繋がってしまうのです。
コエンザイムQ10には強い抗酸化作用がある
様々な病気の引き金になる活性酸素の影響を抑制するためには、活性酸素を除去する抗酸化作用がある成分を愛猫に与えることが大切です。
コエンザイムQ10には強い抗酸化作用があるため、サプリメントで与えることが望ましいです。コエンザイムQ10がもつ抗酸化作用で活性酸素の影響を抑えられれば、愛猫の健康的で元気な体を守ることができるのです。
元気に活動するために必要なATPの生産をサポートする
猫に限らず、動物が活動するためには体内でATP(アデノシン3リン酸)が産生されなければなりません。このATPを細胞内でつくり出すためには、コエンザイムQ10の働きが必要不可欠です。
ですから、猫の体内でコエンザイムQ10が不足してしまうと、エネルギー不足となってしまい、疲れやすくなったり免疫力が低下したりします。
3歳以下の猫は、体内でコエンザイムQ10を十分につくり出すことができます。しかし、3歳を過ぎると、体内で生産されるコエンザイムQ10の量が減少していってしまうのです。
ですから、3歳を過ぎた猫には、特に積極的にコエンザイムQ10のサプリメントを与えると良いでしょう。
コエンザイムQ10を補ってATPの生産量が高まれば、毎日元気に活動することができます。
愛猫にコエンザイムQ10を与える際の注意点
猫にコエンザイムQ10のサプリメントを与えるときは、必ず商品に記載されている量や回数を守りましょう。コエンザイムQ10を与えすぎてしまうと、吐き気といった副作用が現れてしまう恐れがあります。
また、愛猫の体調に異常が生じたときは給餌を中止して、獣医師に相談してください。
コエンザイムQ10のサプリメントを正しく与えて、愛猫の健康を守りましょう。