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なぜコエンザイムQ10はED(勃起不全)の予防に役立つのか

コエンザイムQ10の抗酸化作用が血行不良を防ぐ

EDの原因の一つは血行不良

ED(勃起不全)とは、勃起機能が低下して性交時に十分な勃起が得られない状態のことを指します。勃起が起こらないだけでなく、勃起状態を維持できなかったり硬さが不十分だったりする状態も、EDといえます。

このEDを引き起こす原因の一つとして、血行不良が考えられます。
正常な勃起は、陰茎内の血流が増えることで起こります。しかし、血流が良くないと陰茎に流れる血液の量が少なくなり、勃起が起こりにくくなってしまうのです。

このような血行不良によって起こるEDは、若い世代でも発症する可能性があります。ですから、良い血流を維持するために、日頃から適度な運動を行ったり、栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。

コエンザイムQ10の抗酸化作用が過酸化脂質の発生を抑制する

血流の悪化は、体内で過剰に発生する活性酸素が原因となって起こる場合もあります。
この活性酸素は、呼吸によって取り込んだ酸素からつくり出されます。そして、本来は体内に入った細菌を退治してくれる役割を果たしてくれます。
しかし、ストレスや喫煙などの影響を受けると、体内で活性酸素は過剰に発生してしまい、正常な細胞まで攻撃を与えてしまうのです。

体内の脂が活性酸素によって酸化させられると、「過酸化脂質」になります。この過酸化脂質は、血管内壁に付着して血管を狭くし、血流を滞らせてしまいます。

このような活性酸素によるダメージを抑えるためには、活性酸素を除去する力をもった「抗酸化物質」を取り入れることが大切です。
コエンザイムQ10は、この抗酸化力が強い成分ですので、活性酸素の影響の抑制に役立ちます。

コエンザイムQ10の抗酸化力によって、過剰に発生した活性酸素の影響が抑えられれば、血流を滞らせる過酸化脂質の発生も抑制することができるのです。

コエンザイムQ10はEDの原因に繋がる動脈硬化の予防に役立つ

EDは、動脈硬化が原因となって起こる場合もあります。
陰茎の血管は、脳や心臓と比べると細いため、実は全身の中でも動脈硬化が進行しやすい場所ともいわれています。

コエンザイムQ10がもつ以下の働きが、動脈硬化の予防に役立ちます。

抗酸化作用が酸化LDLの発生を抑制する

動脈硬化は、体内で過剰に発生した活性酸素が、悪玉コレステロールを酸化させることによって引き起こされます。
血液中の悪玉コレステロールが酸化すると、酸化LDLに変わります。この酸化LDLは、白血球のマクロファージが取り込んで処理しますが、限界まで取り込むとマクロファージが破裂してしまいます。
その破裂した残骸などの塊によって血管内が狭くなると、動脈硬化に繋がってしまうのです。

コエンザイムQ10がもつ抗酸化作用によって、体内で過剰に発生した活性酸素の影響を抑えられれば、酸化LDLの発生を抑制することができます。
そして、酸化LDLの発生を防ぐことができれば、EDの原因になる動脈硬化の予防が叶えられるのです。

コエンザイムQ10がATPづくりを活性化して基礎代謝を高める

動脈硬化を起こしにくくするためには、基礎代謝量を増やすことも大切です。
基礎代謝とは、呼吸や内臓の働きなど、生命活動で消費されるエネルギーのことをいいます。この基礎代謝は、一日の総消費エネルギーの約60~70%を占めています。そのため、基礎代謝量が多いほどカロリーを燃やす量が多くなり、悪玉コレステロールの増加を促進させる中性脂肪を減らすことができます。

基礎代謝を高めるためには、ATP(アデノシン3リン酸)と呼ばれるエネルギーが必要です。
このATPは、食事などから取り入れた栄養素(糖質・脂質・タンパク質など)が、ミトコンドリアの働きによって変換されることでつくりだされます。

ミトコンドリアがATPをつくりだすためには、ミトコンドリアの働きをサポートする役割をもつコエンザイムQ10が必要です。ですから、体内のコエンザイムQ10の量が不足していると、ミトコンドリアの働きも悪くなってATPの生産量も減ってしまうのです。

体内でつくられるコエンザイムQ10の量は、加齢に伴って減少していってしまうため、ATPの生産を活性化させるためには、コエンザイムQ10をサプリメントから意識的に補うことが大切です。

コエンザイムQ10を補ってエネルギーであるATPの生産が活性化されれば、基礎代謝も高まります。そして、基礎代謝が高まることでカロリーを燃やす量も増え、中性脂肪の減少が叶うのです。

まとめ

コエンザイムQ10の抗酸化作用は、EDの原因に繋がる血行不良や動脈硬化の予防に役立ちます。また、ATPづくりを活性化させる働きもあるため、基礎代謝量のアップにも期待できます。

しかしEDは、血行不良や動脈硬化だけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の影響で起こる場合もあります。そのため、日頃の食生活を見直して生活習慣病を予防することが大切です。
栄養バランスのよい食事や適度な運動を心がけた上で、コエンザイムQ10の力を取り入れると良いでしょう。

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