メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

狭心症の予防に役立つコエンザイムQ10の働きとは

動脈硬化の原因に繋がる活性酸素を除去する働き

狭心症と動脈硬化の関係

狭心症とは、心臓をかんむりのように覆っている冠動脈が狭くなり、心筋に送り込まれる血液が不足することで起こる「一時的な胸の痛みや圧迫感」のことを指します。

冠動脈が、心筋(心臓の筋肉)に栄養や酸素を与えることで心臓は動くことができます。ですから、冠動脈が何かしらの原因で狭くなってしまうと、心臓まで十分に酸素が行き届かなくなり、胸の痛みや圧迫感などを感じるようになってしまうのです。

この狭心症は、主に動脈硬化が原因で起こります。

動脈硬化によって狭心症が引き起こされるメカニズム

詳しい説明を読む (クリックで開閉)

偏った食生活を続けたり脂質を過剰に摂り過ぎたりすると、悪玉(LDL)コレステロールが血液中に増加し、細胞内に収容しきれなくなり余ってしまいます。
その余った悪玉コレステロールは、血管の内皮細胞のすき間から内膜へと入り込み、そこで活性酸素(※1)によって酸化させられてしまう可能性があります。

(※1)活性酸素は、呼吸によって酸素を吸うことで自然と発生し、体内に侵入した細菌やウイルスと戦います。しかし、ストレスや紫外線などの影響を受けると活性酸素は大量に発生してしまいます。活性酸素がもつ酸化力は非常に強いため、過剰に発生してしまうと健康な細胞まで酸化させてしまうのです。

悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化させられると、「酸化LDL」に変化します。この異物となった酸化LDLは、白血球の中にある免疫細胞の一種である「マクロファージ」が自分自身の中に取り込んで処理します。

しかし、限界まで取り込むとマクロファージは破裂し、その残骸や脂肪などがプラークと呼ばれる塊をつくってしまいます。このプラークによって、血管内が狭くなり血管が硬くなります。また、酸化LDLなどの影響で血管壁は脆くなり、弾力性を失ってしまうのです。

このような動脈硬化の進行によって、血管の内側が狭くなり血流が不十分になると、心臓を動かす血液が不足する「心筋虚血」になってしまいます。そして、虚血状態になることで、狭心症の症状である胸の痛みや圧迫感が現れてしまうのです。

コエンザイムQ10の抗酸化力が活性酸素を除去する

狭心症の原因になる動脈硬化を予防するためには、脂質を過剰に摂り過ぎないようにしたり運動をしたりすることが大切です。その上で、悪玉コレステロールを酸化させる活性酸素を除去してくれる「抗酸化成分」を取り入れると良いでしょう。

コエンザイムQ10は抗酸化力が強い成分ですので、摂取することで過剰に発生した活性酸素をしっかりと退治することができます。
そして、過剰に発生した活性酸素を減らすことで、酸化LDLの発生を抑制し、狭心症の原因になる動脈硬化の予防にも繋がるのです。

血管拡張作用があるATPをつくり出す力を活性化する働き

狭心症と高血圧の関係

狭心症の原因になる動脈硬化は、高血圧が原因となって起こる場合があります。

高血圧が続くと、動脈壁の内側にある内皮細胞を傷つけてしまう恐れがあります。この内皮細胞が傷ついてしまうことで、血管壁に悪玉コレステロールが取り込まれやすい状態になってしまうのです。
このため、狭心症の予防を叶えるためには、血圧の上昇を抑えることが大切です。

コエンザイムQ10がATPの生産を高めて血圧の上昇を抑える

コエンザイムQ10には、血管拡張作用があるATP(アデノシン3リン酸)をつくり出す力を高める働きがあります。

このATPは、食事などから取り入れた糖質・脂質・タンパク質などの栄養素が、細胞内のミトコンドリアの働きによって変換されることで発生します。
ミトコンドリアが、このATPをうまくつくり出すためには、ミトコンドリアの働きを助けるコエンザイムQ10の力が必要です。

コエンザイムQ10は体内でもつくられますが、その量は20歳でピークを迎え、年齢を重ねるにつれて減少していってしまいます。このため、ATPの生産を活性化させるためには、コエンザイムQ10をサプリメントなどから意識的に摂取することが大切です。

コエンザイムQ10を、サプリメントなどから効率よく摂取することで、ミトコンドリアの機能が高まってATPがうまくつくり出されるようになります。そして、そのATPがもつ血管拡張作用によって、血圧の上昇が抑えられて高血圧の予防へと導かれるのです。

また、ATPは体内のあらゆる活動において必要なエネルギーであるため、ATPが十分につくり出されることで基礎代謝も上がります。

基礎代謝とは、呼吸や内臓の働きなど生きていくために最低限必要な活動に使われるエネルギーのことをいいます。この基礎代謝が上がると太りにくい体になり、悪玉コレステロールの増加の原因になる内臓脂肪の増加を抑制することができます。
また、基礎代謝が上がることで血液の流れもスムーズになるため、動脈硬化の予防にも繋がるのです。

このように、コエンザイムQ10がもつ様々な働きは、狭心症の原因になる動脈硬化や高血圧の予防し、健康維持をサポートしてくれるのです。

この記事の関連一覧